残業時間 計算ツール
残業時間、深夜残業、法定休日労働を分けて入力し、割増率を反映した概算の残業代をすぐ確認できます。
残業代を計算
| 区分 | 時間 | 倍率 | 金額 |
|---|
計算式
基礎時給 1,531円 × 時間外労働 20時間 × 1.25 = 38,266円
このツールは概算用です。実際の支給額は賃金規程、端数処理、固定残業代、変形労働時間制、除外手当などで変わります。
残業時間 計算ツールの使い方
1. 基礎時給を決める
月給制の場合は、月給を月平均所定労働時間で割って基礎時給を出します。時給制の場合は、時給を直接入力してください。
2. 残業時間を区分する
通常の時間外労働、月60時間を超えた時間、深夜残業、法定休日労働を分けて入力します。重複する時間は二重入力しないよう注意してください。
3. 端数処理を選ぶ
給与計算では端数処理のルールが会社ごとに異なることがあります。迷う場合は給与明細や就業規則の処理方法に合わせてください。
4. 内訳を確認する
合計額だけでなく、各区分の時間、倍率、金額を確認できます。残業時間そのものを出したい場合は勤務時間計算ツールも併用してください。
割増率の目安
| 区分 | このツールの倍率 | 入力時の考え方 |
|---|---|---|
| 時間外労働 | 1.25倍 | 法定労働時間を超えた残業のうち、深夜でも60時間超でもない時間。 |
| 月60時間超の時間外労働 | 1.50倍 | 1か月の時間外労働が60時間を超えた部分。深夜分は別欄に入力します。 |
| 深夜残業 | 1.50倍 | 時間外労働25%と深夜労働25%を合算した目安です。 |
| 60時間超の深夜残業 | 1.75倍 | 月60時間超の時間外50%と深夜25%を合算した目安です。 |
| 法定休日労働 | 1.35倍 | 法定休日に働いた時間。法定外休日の扱いとは異なる場合があります。 |
| 法定休日の深夜労働 | 1.60倍 | 法定休日35%と深夜25%を合算した目安です。 |
厚生労働省の資料では、月60時間を超える法定時間外労働は50%以上、法定休日労働は35%以上、深夜労働は25%以上の割増が示されています。実務では就業規則、労使協定、賃金規程を必ず確認してください。
計算例
月給25万円、月平均所定労働時間163.33時間、残業20時間の場合
基礎時給は 250,000円 ÷ 163.33時間 = 約1,531円です。時間外労働20時間を1.25倍で計算すると、概算の残業代は約38,266円になります。
深夜残業や月60時間超の残業がある場合は、通常の残業時間とは分けて入力します。たとえば深夜残業2時間は、通常の時間外労働ではなく「深夜残業」に入れると、1.50倍で計算されます。
利用前に確認したい注意点
固定残業代がある場合
固定残業代が支払われている場合でも、実際の残業代が固定分を超えると追加支給が必要になることがあります。このツールでは固定残業代の控除までは自動判定しません。
法定休日と所定休日の違い
法定休日労働は35%以上の割増が目安ですが、会社が定める所定休日の出勤は時間外労働として扱う場合があります。休日の種類を確認してから入力してください。
月給に含める手当
基礎時給の計算に含める手当、除外する手当は賃金規程で決まります。通勤手当や家族手当などの扱いは一律ではないため、給与担当者に確認してください。
残業時間の集計
日々の出勤・退勤から実労働時間を出す場合は勤務時間計算ツール、給与計算の前提となる月平均所定労働時間は月平均所定労働時間 計算ツールが便利です。
よくある質問
参考情報と関連ツール
このページは残業代の概算補助です。具体的な給与計算や労務判断は、会社の規程、公的情報、専門家の確認を優先してください。